© 【公式】壱岐新聞社 All rights reserved.

20156/28

社説・いまこそ戦略的な観光計画を

1面記事で紹介したように、今夏の県内宿泊に3千円のクーポン券が利用できることになった。1泊2食7千円の旅館に宿泊すれば、支払額は4千円。8~10月は燃油サーチャージが無料となるので、フェリー2等料金は博多から往復3960円。しまとく通貨1万2千円分を1万円で購入すれば、約4千円分を昼食や土産購入に使用できる。福岡から1万円で壱岐1泊旅行が楽しめるのなら、「行ってみよう」と考える福岡県民も多いはずだ。航空機の早割チケットやLCCを利用すれば、首都圏からでもパック旅行より安い旅行が企画できる。壱岐市にとってこれほどの観光客誘致のチャンスは2度とないかもしれない。割安感を徹底的なアピールすべきだ。
その旅行者にリピーターとなってもらい、知り合いに宣伝してもらうためには、壱岐だけのオンリーワンを作ることが肝心だ。市創生会議や第2期観光振興計画策定会議で観念的なことは話し合われたが、もっと具体的な、ピンポイントの観光振興策が必要だ。たった1つの名物が、その観光地を大きく変えた例は数多くある。
筒城浜のビーチは美しいが、沖縄にはもっと美しいビーチが数多くある。ウニ、壱岐牛は確かに素晴らしいが、首都圏でも2~3割増しの価格で食べることはできる。これだけでは感動を与えるオンリーワンにはならない。
旅行好きで全国を回った経験がある筆者が、壱岐でもっとも感動した観光地は小島神社と辰ノ島だが、ドラマチックな小島神社は周辺の整備がまったくなされていない。これではせっかくの感動が半減する。辰ノ島は手付かずの無人島が魅力でも、やはりリゾートらしいメニューのあるレストハウスは欲しい。
食べ物ではとてつもない魚の安さだ。全国のどこにもないメガ盛りのヤズやヒラスの海鮮丼に、これまた安いショウガでガリを大量に付け合せて1500円程度で提供すれば、夏場で脂がのっていなくても、旅行者は感動する。少しの工夫でオンリーワンはできる。万全の準備で旅行客を迎えてもらいたい。

 




  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

20198/23

盆期間に盛りだくさんのイベント。海上レインジャー大会復活。

盆期間の壱岐は様々なイベントで盛り上がった。「東北を、日本を、花火で、元気に。」をスローガンに、昨年24年ぶりに郷ノ浦町で開催された花火大会…

20198/23

積極的な情報発信を。

日本ミシュランタイヤが7月13日に発売した「ミシュランガイド福岡・佐賀・長崎2019特別版」に、初めて長崎県内の飲食店、宿泊施設が掲載された…

20198/23

全国小学生陸上5年男子百㍍、福原悠吾(志原)が全国4位。

日清食品カップ「第35回全国小学生陸上競技交流大会」(日本陸連主催)が10日、陸上競技の聖地である神奈川県横浜市の日産スタジアムで開催された…

20198/9

盈科が全国大会で健闘。高野山旗全国学童軟式野球大会

少年軟式野球の第24回高野山旗全国学童大会が7月28~31日に和歌山県高野町の高野山大学グラウンドなどで開かれ、全国都道府県の予選を突破した…

20198/9

スポーツの猛暑対策を。

全国的に猛烈な暑さに襲われている。7月31日は全国2百地点以上で35℃以上の猛暑日となった。本市の最高気温は石田測候所33・0度、芦辺測候所…

ページ上部へ戻る