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人命救助で4人を表彰 壱岐海上保安署

海保表彰(表彰された中さん(左)と門口さん)

壱岐海上保安署(峯金志署長)は1月31日、市民4人に対して、人命救助活動に対する海上保安署長表彰の感謝状の授与を行った。
芦辺町の無職、後藤義勝さん(74)は、昨年12月26日午前7時ごろ、八幡浦漁港内で自分の漁船に乗船しようとしてバランスを崩し海に転落した61歳の男性漁業者を救助した。
男性は岸壁までたどり着いたものの、自力で上がることができず、声を上げて救助を求めていた。たまたま近くで釣りをしていた後藤さんがこの声を聞きつけ、引き上げた。男性にけがはなかった。
後藤さんは「朝早くて周囲に誰もいなかったので、“お~い”という声に気が付いて本当に良かった。気温6℃の寒さだったので、発見が遅れていたら命に関わっていたのでは、と思います」と当時を振り返って安堵した表情を浮かべた。
芦辺町の壱岐東部漁協職員の中真弘さん(56)と門口善行さん(43)、同町の漁業、小田武夫さん(66)の3人は、同じ12月26日に八幡浦漁港内で起きた別の事故で人命救助を行った。80歳の男性漁業者が漁に出港したが、船のスクリューにロープが絡まり運航不能になった。男性はウエットスーツに着替えて、潜ってロープを外そうとしたが、外れずに岸壁まで泳いだ。だが寒さで意識を失ってしまった。
男性の妻が発見し、近所の人が漁協に電話連絡。仲さん、門口さんがすぐに駆けつけ、小田さんの船に乗って3人掛りで引き上げた。男性は意識不明だったが、病院に搬送されて意識を取り戻し、すぐに退院した。
「すぐに救急車が来てくれたので、大事にならずに済みました。助かって本当に良かったです」(中さん)、「意識のない人を引き上げるのがこんなに大変だとは思いませんでした。3人のチームワークで何とかなりました」(門口さん)と2人は漁協職員として漁業者の命を救えたことに胸をなで下ろしていた。



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