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樋渡啓祐元武雄市長が壱岐で初講演 地方創生の秘訣を披露

元武雄市長の樋渡(ひわたし)啓祐さん(45、樋渡社中株式会社代表)の講演会が12日、郷ノ浦町の長栄寺で行われ、約40人が聴講した。
武雄市長時代に「佐賀のがばいばあちゃん」ロケーション誘致、市民病院の民営化、市ホームページのフェイスブック化、TSUTAYAを運営するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)を市立図書館の指定管理者にするなど大胆な改革を続け、「日経ビジネス・日本を創る100人」に選出。地方創生のアイデアにあふれた話題の人物だけに、壱岐市の今後を真剣に考える若者、市役所・振興局職員、白川博一市長もその話に熱心に聞き入った。
樋渡さんは「ブランド力がなければ、ブランド力を持つ人にくっつくことが重要。私は橋下徹さん(大阪市長)、ホリエモン(堀江貴文さん)、乙武(洋匡)さん、秋元康さんらにコバンザメのようにくっついて、マスコミにアピールした。地方の市長と有名人のズレた感じのある組み合わせが、マスコミにはウケる。報道されない限り、やっていることは無意味、無価値だ」と地方の売込みにはマスコミを活用することの重要さを指摘。
また「図書館をTSUTAYAさんにお願いしたのは、増田宗昭社長が路上でテレビ撮影をしている時にいきなり近づいて、その場でOKをもらった。1月に出会って、5月に共同会見を開き、翌年4月にオープンした。図書の専門家の意見など全く聞かなかった。スピードが最大の付加価値になる」と改革にはスピード感が必要だったことなど、これまでの改革について説明した。
行政の役割としては「武雄市長時代は、固定資産税2割減、介護保険料値下げ、水道代25%減などを行ったら、人が住むようになり、税収がむしろ上がって100億円の借金を返した。住みたい田舎ランキング、高齢者の住みたい町ランキングで常に上位になっている。財源は作るものだし、結果は必ず数字に表れる」とする一方、市民に対しては「改革が全部うまくいくものではない。成功するのは1~2割。それを認める度量を持つのが市民の役割。地方創生はまず自分の所得を伸ばすことが肝心で、その制限になっている部分を行政に頼ればいい」と市民自らが積極的に行動することを促した。
壱岐については「何よりも名前が良い。2文字であること、字体がエキゾチックなことなど、必ずブランドになる。」と今後、壱岐の地方創生に協力していく考えがあることを明かした。w樋渡講演




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