© 【公式】壱岐新聞社 All rights reserved.

201411/28

具体性が見えない地方創生

syasetsu 政界が解散・総選挙の話題で一色になっているなか、21日の参院本会議で「まち・ひと・しごと創生法」と改正地域再生法が駆け込むように可決、成立した。だが民主党、維新の党、共産党などは欠席し、論議も対案が示されることもなかった。
地方に住む人間にとって、この地方創生法には大きな期待をしているが、首相官邸のホームページに掲載されている法案の概略を何度読んでも、いったい何をしてくれるのか、よく判らないというのが実感だ。
「まち・ひと・しごと創生法案」には「国民が個性豊かで魅力ある地域社会で潤いのある豊かな生活を営めるよう、それぞれの地域の実情に応じた環境を整備」など7項目の基本理念が掲載されている。地域再生法の改正は「各省庁が持つ各種の地域活性化関連施策を総合的に運用し、やる気のある地域に対して集中的に政策資源を投入し、政策効果を最大化」などと書かれているが、具体的な政策については触れられていない。
創生法のより具体的な取り組み方針を示す「総合戦略」の閣議決定は12月上旬に予定されていたが、総選挙後にずれ込むことになった。一方で政府は、16年3月までに各地方自治体に対して、各地の実情に応じた地方版総合戦略を作成するように求めるという。ここからは都道府県と市町村のアイデア比べ、やる気比べで予算が獲得できることになる。
壱岐市は人口減少問題の取り組みについて、知事に対して「地域オーダーメイド型プロジェクトの強力な推進」を要望した。これは県の「しまは日本の宝」関連事業で、振興局が主体的に地元と協働し、オーダーメイド型の取り組みを実施するという「振興局プロジェクト」の一貫。今年度は対馬市がモデルケースとして「民泊利用促進のための研究会」「島内消費拡大のためのマルシェ開催」などを実施している。
県との協働ももちろん重要なことだが、市独自にどのようなアイデアを地方創生本部に対して示すことができるのか、もう期限は迫ってきている。




  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

20199/20

本市出身山川さんらが指導。ブラインドサッカー教室

壱岐サッカー協会は15日、筒城ふれあい体育館で「心をつなぐスポーツのチカラ~ブラインドサッカーから学ぶコミュニケーション~」を開催。壱岐少年…

20199/20

子ども議会復活を望む。

毎年、中学校の夏休みの最後に行われていた「子ども議会」が、今年は開催されないことになった。 子ども議会は、市内4中学校の代表者各4人、…

20199/20

郷ノ浦港に立体駐車場計画、白川市長が明言。市議会一般質問

市は、壱岐の玄関口である郷ノ浦港の再整備に本格的に取り組む考えを示した。11日の市議会定例会9月会議一般質問初日に、赤木貴尚議員の質問に答え…

20199/13

4種目で大会新記録。ナイター陸上競技大会

第41回ナイター陸上競技大会(壱岐陸上競技協会主催)が7日、大谷グラウンドで開かれ、5競技27種目に延べ約9百人が出場。4種目で大会新、1種…

20199/13

切っても切れない日韓関係。

日韓の政治的対立が、様々な問題を引き起こしている。目に見える問題としては対馬市の観光客数減少が挙げられる。同市は4日、8月に対馬を訪れた韓国…

ページ上部へ戻る